显示页面过去修订反向链接回到顶部 本页面只读。您可以查看源文件,但不能更改它。如果您觉得这是系统错误,请联系管理员。 ======ゴールデン・スニッチ====== =====基本情報===== * タイプ: [[クィディッチ]]用ボール、[[魔法]]道具 * 所有者: [[ホグワーツ魔法魔術学校]]、[[アルバス・ダンブルドア]]、[[ハリー・ポッター]] * 製造者: [[ボーマン・ライト]] (『[[クィディッチ今昔]]』より) =====記述と外見===== **ゴールデン・スニッチ** (Golden Snitch)、通称**スニッチ** (Snitch) は、[[クィディッチ]]の試合で使われる3種類のボールのうち、最も小さく、最も重要なボールである。その大きさはクルミほどで、まばゆい金色の球体に、一対の小さな銀色の翼がついている。この翼は非常に素早く羽ばたき、スニッチに驚異的なスピードと、予測不能な動きで飛び回る能力を与えている。 [[ハリー・ポッター]]が[[アルバス・ダンブルドア]]から遺贈された特定のスニッチには、「//私は終わる時に開く// (I open at the close)」という謎めいた銘が刻まれていた。 =====魔法の特性と用途===== * **[[クィディッチ]]における役割**: スニッチの主な用途は[[クィディッチ]]の試合にある。両チームの[[シーカー]]がこのスニッチを追い、先に捕まえた[[シーカー]]のチームに**150点**が与えられると同時に、試合は終了する。スニッチの捕獲はほとんどの場合、試合の勝敗を決定づける極めて重要な要素である。 * **肉の記憶 (Flesh Memory)**: スニッチには、**最初に触れた人間を記憶する**という強力な[[魔法]]がかけられている。これは、捕獲者が誰であるかについての争いを避けるために施された措置である。この特性により、製造者でさえも素手で触れることはなく、常に手袋を着用して取り扱う。 * **容器としての機能**: [[アルバス・ダンブルドア]]は、[[ハリー・ポッター]]が初めての試合で口で捕まえたスニッチに、[[死の秘宝]]の一つである[[蘇りの石]]を隠した。このスニッチは、ハリーが「終わり」、すなわち死を受け入れた瞬間に唇に触れさせた時にのみ開くよう、高度な[[魔法]]がかけられていた。 =====歴史===== スニッチが発明される以前、初期の[[クィディッチ]]では**ゴールデン・スニジェット**という絶滅危惧種の魔法鳥が使われていた。スニジェットを捕まえると150点が与えられるというルールだったが、これにより乱獲が進み、種が絶滅の危機に瀕した。 この状況を憂慮したゴドリックの谷出身の著名な魔法金属細工師、**[[ボーマン・ライト]]** (Bowman Wright) が、スニジェットの動きと重さを完璧に模倣した機械仕掛けのボール、ゴールデン・スニッチを発明した。これにより、スニジェットは保護され、[[クィディッチ]]は現在の形へと発展した。(『[[クィディッチ今昔]]』より) =====物語における役割===== ゴールデン・スニッチは、[[ハリー・ポッター]]の物語全体を通じて象徴的な役割を果たす。 * **『[[ハリー・ポッターと賢者の石]]』**: ハリーは初めての[[クィディッチ]]の試合で、スニッチを口で捕まえるという離れ業を成し遂げ、[[グリフィンドール]]を勝利に導く。この出来事は彼の[[シーカー]]としての類稀なる才能を示すと同時に、後に重要な伏線となる。 * **『[[ハリー・ポッターと死の秘宝]]』**: [[アルバス・ダンブルドア]]の遺言により、ハリーはこの「最初のスニッチ」を相続する。刻まれた「//私は終わる時に開く//」の謎は、物語の終盤までハリーを悩ませる。最終的に、彼が[[ヴォルデモート]]との対決を決意し、死を覚悟した時に、スニッチは開いて[[蘇りの石]]を現した。この石の力で、ハリーは両親、[[シリウス・ブラック]]、[[リーマス・ルーピン]]の霊的な姿に再会し、最後の戦いに臨む勇気を得る。 =====舞台裏情報===== * 映画版では、スニッチは非常に複雑で機械的な内部構造を持つデザインで描かれている。これは原作にはない詳細な描写である。(映画設定) * 「Snitch」という英単語には「こっそり盗む」や「密告する」といった意味があり、その捕まえにくく神出鬼没な性質を表している。