======イングランド====== =====基本情報===== * タイプ: 国 * 場所: [[グレートブリテン島]] * 所有者 / 住民: [[ウィーズリー家]]、[[マルフォイ家]]、[[ブラック家]]、その他多数の魔法族の家族。[[イギリス魔法省]]の本拠地。 * 重要な特徴: 魔法界と[[マグル]]界が共存する、『ハリー・ポッター』シリーズの主要な舞台。[[国際魔法使い機密保持法]]によって魔法社会の存在は秘匿されている。 =====説明と歴史===== イングランドは、[[イギリス]] (通称) を構成する国の一つであり、『ハリー・ポッター』シリーズの物語の大部分が展開される中心的な場所である。首都[[ロンドン]]や多くの田舎町に、魔法使いや魔女が[[マグル]]に紛れて生活するコミュニティが存在している。 その魔法史は古く、少なくとも[[ホグワーツ魔法魔術学校]]の創設者たちの時代まで遡る。1692年に[[国際魔法使い機密保持法]]が制定されて以降、イングランドの魔法社会は非魔法族の社会からその存在を完全に隠すようになった。この法律の施行は、[[イギリス魔法省]]が監督しており、魔法省の大臣は、[[マグル]]の[[首相]]と秘密裏に連絡を取り合っていることが知られている。 イングランドは、[[ヴォルデモート卿]]が率いた第一次および第二次魔法戦争の主要な戦場となった。 =====物語における役割===== イングランドは、物語のほぼすべての重要な出来事の舞台である。[[ハリー・ポッター]]はイングランド南東部の[[サリー州]][[リトル・ウィンジング]]で育ち、魔法界への入り口である[[ダイアゴン横丁]]や[[キングズ・クロス駅]]は[[ロンドン]]に位置する。 物語の主要な対立、特に[[不死鳥の騎士団]]と[[死喰い人]]との戦いは、イングランドの各地で繰り広げられた。[[ゴドリックの谷]]、[[マルフォイの館]]、[[隠れ穴]]など、登場人物の生活や物語の重要な転換点となる場所の多くがイングランド国内に存在する。 [[ホグワーツ魔法魔術学校]]自体は[[スコットランド]]に位置するが、生徒の多くはイングランド出身であり、[[ホグワーツ特急]]もロンドンから出発するため、イングランドはホグワーツと密接に結びついている。 =====既知の地域===== イングランドには、物語に登場する数多くの重要な魔法関連の場所が存在する。 * **都市・村:** * [[ロンドン]] * [[ゴドリックの谷]] * [[リトル・ハングルトン]] * [[リトル・ウィンジング]] * [[オッタリー・セント・キャッチポール村]] * [[ティンワース]] * **特定の場所:** * [[ダイアゴン横丁]] * [[夜の闇横丁]] * [[漏れ鍋]] * [[キングズ・クロス駅]] ([[9と4分の3番線]]) * [[グリモールド・プレイス12番地]] * [[マルフォイの館]] * [[隠れ穴]] * [[スピナーズ・エンド]] =====舞台裏情報===== 作者である[[J.K. ローリング]]がイングランド出身であるため、作中の地理、文化、民間伝承にはイングランドの要素が色濃く反映されている。 映画シリーズでは、イングランド各地の実在する場所がロケ地として使用された。例えば、ロンドンのレドンホール・マーケットが[[ダイアゴン横丁]]の撮影に使われたり、実際の[[キングズ・クロス駅]]が撮影に使われたりしたことは有名である。(映画設定)