======サンダーバードの尾羽====== =====基本情報===== * タイプ (Type): [[杖]]の芯材 * 所有者 (Owners): この芯材を用いた[[杖]]の所有者。特に北米の[[魔法使い]]や[[魔女]]に一般的。([[ポッターモア]]) * 製作者 (Maker): アメリカの杖作り、[[シコバ・ウルフ]]が初めて芯材として使用したことで知られる。([[ポッターモア]]) =====記述と外観===== 『[[ハリー・ポッター]]』シリーズ本編に直接の記述はない。しかし、芯材の元となる[[サンダーバード]]は、天候を操る能力を持つ、雄大で魔法的な鳥であることから、その尾羽も力強く美しい外観を持つと推測される。([[ファンタスティック・ビースト]]) =====魔法的な特性と用途===== [[サンダーバードの尾羽]]を芯材とする[[杖]]は、強力かつ扱いの難しいことで知られる。その特性は以下の通りである。([[ポッターモア]]) * **強力な魔法に適性**: 非常にパワフルな芯材であり、特に[[変身術]]を得意とする[[魔法使い]]にとって適性が高い。 * **危険察知能力**: この芯材を持つ[[杖]]は、危険を自律的に察知する能力を持つ。 * **先制的な防御**: 所有者に危険が迫ると、[[杖]]が自ら防御的な呪いを放つことがある。この特性から、一部の[[魔法使い]]には扱いにくいと感じられることもある。 =====歴史===== [[サンダーバードの尾羽]]を[[杖]]の芯材として利用する技術は、アメリカの著名な[[杖]]製作者である[[シコバ・ウルフ]]によって開拓された。彼の作る[[杖]]は精巧で力強いと評判であり、特に[[変身術]]使いから高く評価された。この芯材は、[[ユニコーンの毛]]、[[ドラゴンの心臓の琴線]]、[[不死鳥の羽根]]といった[[オリバンダー]]が用いる三大芯材とは異なる、北米独自の[[杖]]製作伝統を象徴する素材の一つである。([[ポッターモア]]) =====物語における役割===== [[サンダーバードの尾羽]]は、『[[ハリー・ポッター]]』シリーズ本編(全7巻)には登場しない。 この芯材に関する設定は、主にウェブサイト「[[ポッターモア]]」(現在のWizarding World)や、映画『[[ファンタスティック・ビースト]]』シリーズを通じて明らかにされたものであり、魔法ワールドの世界観、特に北米の魔法社会の深みを加える役割を担っている。 =====舞台裏情報===== * この芯材の設定は、[[J.K. ローリング]]が北米の魔法学校である[[イルヴァーモーニー魔法魔術学校]]の歴史を執筆する際に、同校の創設者の一人である[[ジェームズ・スチュワード]]と協力した[[杖]]作り[[シコバ・ウルフ]]の背景として導入された。([[ポッターモア]]) * [[サンダーバードの尾羽]]は、ワンパスキャットの毛、角サーペントの角の一部、ルガルーの毛と並び、北米の主要な[[杖]]の芯材の一つとして設定されている。([[ポッターモア]])