======フウーパー====== =====基本情報===== * **魔法省分類 (Ministry of Magic Classification)**: XXX(腕の立つ魔法使いなら対処可能) * **原産地 (Native to)**: アフリカ * **羽毛の色 (Plumage Color)**: オレンジ、ピンク、ライムグリーン、黄色など様々 * **特徴 (Distinctions)**: 鮮やかな羽毛、狂気を誘う歌声 * **関連アイテム (Related Items)**: [[フウーパーの羽根ペン]] =====概要と生態===== フウーパーはアフリカを原産地とする、極めて鮮やかな色の羽毛を持つ[[魔法生物]]である。羽の色はオレンジ、ピンク、ライムグリーン、黄色などが確認されている。その羽根は、珍しい[[羽根ペン]]の材料としても利用される。 この鳥の最大の特徴は、その歌声にある。最初は心地よく聞こえるが、長時間聞き続けると聞き手の精神に影響を及ぼし、最終的には狂気に至らしめる。歴史上、[[奇人ユリック]]はフウーパーの歌を3ヶ月間聞き続けた結果、[[ウィゼンガモット]]の法廷にアナグマの死骸以外何も身に着けずに現れ、フウーパーの歌声が健康に良いと主張したという逸話が残っている。 フウーパーは、色鮮やかで美しい模様の卵を産む。 //本詞条の情報のほとんどは、[[ニュート・スキャマンダー]]著の教科書『[[幻の動物とその生息地]]』に基づいている。// =====飼育と規制===== フウーパーをペットとして飼育することは可能だが、その危険な歌声のため、[[魔法省]]による厳格な規制が敷かれている。フウーパーを所有するには、必ず魔法省発行の許可証 (license) が必要となる。 また、販売されるフウーパーには、必ず[[静寂咒]] (//Silencio//) がかけられていなければならない。この呪文は永続的ではないため、飼い主は毎月一回、フウーパーに静寂咒をかけ直す義務がある。この規制を怠ることは、深刻な結果を招く可能性がある。 =====物語における役割===== フウーパーは、『ハリー・ポッター』原作小説7部作には直接登場しない。この生物に関する詳細な情報は、主に[[ホグワーツ魔法魔術学校]]の指定教科書である『[[幻の動物とその生息地]]』で解説されている。 =====幕後情報===== * **映画での登場**: 映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』では、[[ニュート・スキャマンダー]]の魔法のトランクから逃げ出した生物の一体として登場する。その鮮やかなピンク色の姿と、周囲に影響を与える歌声が視覚的に描かれた。(映画設定) * **ゲームでの登場**: ゲーム『[[ホグワーツ・レガシー]]』でも、飼育可能な魔法生物の一種として登場する。(ゲーム設定)