======頭を鋭くさせる薬====== =====基本情報===== * 種類 (Type): [[魔薬]] * 主な使用者 (Main Users): [[ホグワーツ魔法魔術学校]]の生徒 * 目的 (Purpose): 思考を明晰にし、知性を高める =====説明と外観===== 原著小説において、「頭を鋭くさせる薬」が完成した際の色や粘度についての具体的な記述はない。 =====魔法特性と用途===== この[[魔薬]]の主な効果は、服用者の思考を明晰にし、論理的な思考能力を高めることである。頭の回転を速くさせ、精神的な混乱を鎮める作用があるため、試験勉強や複雑な問題解決の際に非常に役立つ。 重要な用途として、この薬は[[混乱呪文]] (コンファンダス・チャーム) の効果を打ち消す解毒剤としても機能する。 =====物語における役割===== 「頭を鋭くさせる薬」は、[[ホグワーツ魔法魔術学校]]における標準的な[[魔法薬学]]のカリキュラムに含まれており、特に上級学年でその調合法が教えられる。 * **[[ハリー・ポッターと炎のゴブレット]]**: [[ハリー・ポッター]]、[[ロン・ウィーズリー]]、[[ハーマイオニー・グレンジャー]]が5年次の[[O.W.L.試験]]に備え、[[セブルス・スネイプ]]教授の[[魔法薬学]]の授業でこの薬を調合する。この際、[[スネイプ]]はハリーの調合を酷評する一方で、ハーマイオニーは完璧に仕上げた。 * **[[ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団]]**: ハリーは[[魔法薬学]]の[[O.W.L.試験]]の実技試験でこの薬を調合するように指示される。試験官である[[ドローレス・アンブリッジ]]の監視下で緊張しながらも、ハリーはなんとか合格レベルの薬を完成させ、最終的に「期待以上 (Exceeds Expectations)」の成績を収めた。 =====幕後情報===== * ビデオゲーム版『[[ハリー・ポッターと秘密の部屋]]』において、この薬の材料が明らかにされている (ゲーム設定)。 * [[スカラベの甲虫]]の粉 (Ground scarab beetles) * 刻んだ[[ショウガ]]の根 (Cut ginger roots) * [[アルマジロ]]の胆汁 (Armadillo bile)