泡立て草

• タイプ: 魔法植物
• 主な用途: マーリンの試練の起動用触媒
• 初出: ホグワーツ・レガシー (ゲーム設定)

泡立て草 (Mallowsweet) は、螺旋状に生える明るい緑色の葉と、先端に咲く紫色の花が特徴的な魔法植物である。 重要: この植物は、J.K.ローリングによる原作小説7部作には一切登場せず、原作の世界観（正典）には存在しない。その存在と特性は、すべてビデオゲーム『ホグワーツ・レガシー』で導入された設定である。(ゲーム設定)

泡立て草の知られている唯一の用途は、伝説的な魔法使いであるマーリンが残したとされる一連の魔法パズル「マーリンの試練」を起動させることである。 魔法界の各地に点在する、渦巻き模様が刻まれた石の台座に泡立て草をひとつかみ置くと、石が魔力に反応して起動し、周辺にパズルが出現する。この試練をクリアすることは、ゲーム内での重要な探索要素となっている。 現時点では、この植物が魔法薬の材料になったり、薬草学的な価値を持つといった設定は明かされていない。

『ホグワーツ・レガシー』の世界では、泡立て草は以下の方法で入手できる。

• 栽培: 必要の部屋や温室に植木鉢を設置し、泡立て草の種を植えることで栽培できる。
• 購入: ホグズミード村にある魔法薬の材料店「マジックニープ」や、各地の行商人から購入することができる。

• 泡立て草は、プレイヤーに広大なオープンワールドを探索させ、数多くのパズル（マーリンの試練）に挑戦させるための、ゲームデザイン上の重要なキーアイテムとして機能している。(ゲーム設定)
• 英語名の Mallowsweet は、実在する植物である “Mallow” (アオイ科の植物) と、その性質を示唆する “sweet” (甘い、心地よい) を組み合わせた造語と考えられる。