スウェーデン・ショートスナウト種

• タイプ (Type): 魔法生物 (ドラゴン)
• 魔法省分類 (Ministry of Magic Classification): XXXXX （魔法使い殺し／飼育・懐柔不可能）
• 原産地 (Native Range): スウェーデンの北部山岳地帯
• 主な特徴 (Key Features): 銀青色の美しい鱗、短く突き出た鼻、青く高温の炎

スウェーデン・ショートスナウト種は、その魅力的な銀青色の外見で知られるドラゴンの一種です。皮は非常に丈夫で、防護性の高い手袋や楯の製造に珍重されます。 このドラゴンが吐き出す炎は、鮮やかな青色をしており、その温度は極めて高いです。この炎は木材や骨を一瞬のうちに灰に変えるほどの威力を持っています。 性質としては、ハンガリー・ホーンテイルのような他の多くのドラゴン種に比べて攻撃的ではないとされています。主に人の住まない荒れた山岳地帯に生息することを好み、他の種と比較して人間を殺害した記録が最も少ないドラゴンとして知られています。しかし、依然として極めて危険な魔法生物であることに変わりはありません。

スウェーデン・ショートスナウト種は、1994年から1995年にかけてホグワーツ魔法魔術学校で開催された三大魔法学校対抗試合の第一の課題で登場しました。

• この課題では、4人の代表選手がそれぞれ異なる母ドラゴンから金の卵を奪い取ることが求められました。
• ホグワーツの代表選手であったセドリック・ディゴリーが、くじ引きによってこのスウェーデン・ショートスナウト種と対戦することになりました。
• セドリックは変身術を巧みに使い、近くの岩をラブラドール犬に変えてドラゴンの注意を逸らす作戦を取りました。
• 作戦は成功し、セドリックは金の卵を手にしましたが、途中でドラゴンが彼に再び注意を向けたため、顔の半分に火傷を負いました。

• スウェーデン (Swedish): このドラゴンの原産地であるスウェーデンに由来します。
• ショートスナウト (Short-Snout): 英語で「短い鼻先」を意味し、その身体的特徴を直接的に表しています。

• 映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』では、第一の課題のシーンでその姿が映像化されました。棘のある頭部と、翼竜のような翼を持つデザインで描かれています。（映画の設定）
• 同名のビデオゲーム作品においても、セドリック・ディゴリーが対峙するドラゴンとして登場します。（ゲームの設定）