イラクサ酒は、魔法界で飲まれているアルコール飲料の一種で、その名の通りイラクサを原料として作られる。原作において具体的な色や容器に関する詳細な記述は少ないが、セブルス・スネイプが賢者の石を防衛するために用意した際には、7つのポーション瓶のうちの1つに入っていた。また、ホラス・スラグホーンのオフィスでは、他の高級酒と共に保管されていた。 ルビウス・ハグリッドは、この酒を「気弱な者向けではない (not for the faint-hearted)」と評しており、アルコール度数が高いか、非常に独特な風味を持つことが示唆される。
イラクサ酒の主な用途は、他の酒類と同様に飲用である。しかし、物語の中では特殊な状況下で重要な役割を果たした。
イラクサ酒がいつから存在するかは不明だが、少なくとも1991年にはホグワーツ魔法魔術学校の教授によって重要な仕掛けの一部として使用されており、魔法界では広く知られた飲み物であることがわかる。スラグホーンのような洗練された魔法薬学の専門家がコレクションに加えていることから、一定の品質や評価を持つ酒であると考えられる。