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コーンウォールのピクシー

概要

コーニッシュ・ピクシー (Cornish Pixie) とも呼ばれる、鮮やかな青色をした小型の魔法生物。身長は約8インチで、悪戯好きで手に負えない性格で知られる。物語では、ギルデロイ・ロックハート闇の魔術に対する防衛術の授業に持ち込んだことで大混乱を引き起こした。

基本情報

描写

コーンウォールのピクシーは、鮮烈なエレクトリックブルーの色をした人型の魔法生物である。身長は8インチほどしかなく、非常に甲高い声で仲間と意思疎通する。その鳴き声は「たくさんのインコが早口でしゃべっているよう」だと描写されている。 性格は極めて悪戯好きで、破壊的である。体は小さいながらも非常に力が強く、複数で協力して人間(ネビル・ロングボトム)を耳で持ち上げ、シャンデリアに吊るすほどの力を見せた。知能は高くないと考えられている。

物語における役割

コーンウォールのピクシーは、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』において、ギルデロイ・ロックハート教授が担当した最初の闇の魔術に対する防衛術の授業で登場する。ロックハートは「実践的な経験」を積ませるとして、ケージ一杯のピクシーを教室に放ったが、全く制御できずに大混乱に陥った。 ピクシーたちは教室中を飛び回り、教科書を破り、インク瓶をぶちまけ、骸骨の標本を破壊するなど、やりたい放題の限りを尽くした。ロックハートがこの事態を収拾するために唱えた呪文「ペスキピクシ・ペステルノミ」は全く効果がなかった。最終的に、ハーマイオニー・グレンジャー不動術 (Immobulus) を使い、ほとんどのピクシーの動きを封じることに成功した。ハリー・ポッターロン・ウィーズリー、ハーマイオニーの3人は、授業後に残りのピクシーをケージに戻す作業を任された。

名前の由来

幕後情報