インセンディオ

• 呪文名 (Incantation): Incendio
• 発音 (Pronunciation): イン-セン-ディ-オ (/ɪnˈsɛndi.oʊ/)
• 杖の動き (Wand Movement): 不明（原作に記述なし）。（ゲーム『ホグワーツ・レガシー』では、炎のシンボルを描くような動きが設定されている）
• 光の色 (Light Color): オレンジ色または赤色の炎
• 呪文の効果 (Effect): 術者の杖の先から炎を噴出させる。
• 呪文の分類 (Type): 魔呪 (Charm)

インセンディオは、火を熾すための基本的ながら非常に実用的な呪文であり、作中では日常生活から戦闘まで幅広く使用されています。

• 日常生活での使用:
  • 1991年、ルビウス・ハグリッドは言葉を発することなくこの呪文を使い、海の上の小屋で凍えていたダーズリー家の暖炉に火を灯した。
  • 1994年の夏、アーサー・ウィーズリーはダーズリー家の暖炉に火をつけるためにこの呪文を使用した。これは、フロリダ・パウダーを使ってダーズリー家を訪問するためだった。
  • 1997年、分霊箱を探す旅の途中、ハリー・ポッター、ロン・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャーは、暖を取ったり調理をしたりするためにこの呪文を頻繁に使用した。
• 戦闘および破壊行為での使用:
  • 1997年の天文台の塔の戦いにおいて、死喰い人であるソーフィン・ロウルがこの呪文を使い、ルビウス・ハグリッドの小屋に火を放った。
  • 同年、ハーマイオニー・グレンジャーはディーンの森でサラザール・スリザリンのロケットを破壊しようと試みた際にこの呪文を行使したが、分霊箱の強力な魔法によって阻まれた。

インセンディオはホグワーツ魔法魔術学校の呪文学の授業で教えられる、比較的基本的な呪文であると考えられます。 対抗呪文や防御策としては、水を出現させる「アクアメンティ」や、一般的な鎮火呪文が有効です。

「Incendio」はラテン語の動詞 incendo に由来します。これは「私は火をつける」「燃やす」「輝かせる」といった意味を持ち、呪文の効果を直接的に表しています。

• 映画: 映画シリーズでは、この呪文は頻繁に登場し、特に戦闘シーンで視覚的に派手な炎の効果として描かれることが多い。
• ゲーム: 『ハリー・ポッター』関連のビデオゲーム、特に『ホグワーツ・レガシー』などでは、インセンディオは基本的な攻撃呪文の一つとして登場する。多くの場合、近距離で高ダメージを与える炎の爆発として描写され、原作における実用的な側面よりも戦闘用の側面が強調されている。（ゲーム設定）