ラバスタン・レストレンジは、純血の魔法使いであり、ヴォルデモート卿に仕える死喰い人(デスイーター)の古参メンバーの一人です。彼は兄のロドルファス・レストレンジ、義姉のベラトリックス・レストレンジと共に、ヴォルデモート卿の最も忠実で残忍な信奉者として知られています。彼の名を魔法界に知らしめた最大の罪は、バーテミウス・クラウチ・ジュニアと共謀し、闇祓いであったフランク・ロングボトムとアリス・ロングボトム夫妻を磔の呪いで永久的な精神崩壊に至らせたことです。彼は第一次および第二次魔法戦争の両方で活動し、アズカバンへの投獄と脱獄を繰り返しました。
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でハリー・ポッターが見た憂いの篩の記憶の中で、ラバスタンは「やせて神経質そうな男で、目はきょろきょろと動いていた」と描写されています。 彼の性格は、純血至上主義の狂信者であり、極めて残忍でサディスティックです。ロングボトム夫妻を拷問した行為は、彼の冷酷さと目的のためには手段を選ばない性質を物語っています。法廷で見せた傲慢な態度からは、ヴォルデモート卿への盲目的な忠誠心と、自らの行いを正当化する強い意志がうかがえます。
ラバスタン・レストレンジが個人的に所有していた特筆すべき魔法のアイテムについての記述は、原作には存在しません。