ウェールズ

• タイプ: 国
• 場所: グレートブリテン島
• 所有者 / 住民: 魔法使い、マグル、グウェノグ・ジョーンズ
• 主な特徴: ドラゴン保護区、クィディッチチーム「ホリヘッド・ハーピーズ」の本拠地

ウェールズはグレートブリテン島に位置する国であり、魔法使いとマグルの両方のコミュニティが存在する。 魔法界において、ウェールズはその険しい山岳地帯で特に知られており、この地形は魔法生物をマグルの目から隠しておくのに理想的な環境を提供している。最も有名なのは、ウェールズ原産のドラゴンであるウェールズ・グリーン種を保護するために設立された、広大なドラゴン保護区の存在である。この保護区は、魔法省の厳重な管理下に置かれている。 また、ウェールズは英国・アイルランドクィディッチリーグで最も古いチームの一つである、ホリヘッド・ハーピーズの本拠地でもある。このチームはアングルシー島の港町ホリヘッドを拠点としている。

ウェールズは物語全体を通じて、主にドラゴンとクィディッチに関連する文脈で複数回言及される。

• ハリー・ポッターと賢者の石において、ルビウス・ハグリッドはノーバートの世話をしながら、ウェールズ・グリーン種が他のドラゴンに比べて比較的おとなしい種であると述べている。
• ハリー・ポッターと炎のゴブレットでは、三大魔法学校対抗試合の第一の課題で使用された4頭のドラゴンのうちの1頭としてウェールズ・グリーン種が登場した。このドラゴンは、ボーバトン魔法アカデミーの代表選手フラー・デラクールの対戦相手となった。
• ハリー・ポッターと謎のプリンスでは、ホラス・スラグホーンがスラッグ・クラブのメンバーであったホリヘッド・ハーピーズのキャプテン、グウェノグ・ジョーンズについて言及している。
• 物語の終結後、ジニー・ウィーズリーはプロのクィディッチ選手としてホリヘッド・ハーピーズに入団し、そのキャリアを成功させた。（Pottermore）

• ウェールズのドラゴン保護区: ウェールズの山中に設立された、ウェールズ・グリーン種を保護・管理するための広大な魔法生物保護区。
• ホリヘッド: クィディッチチーム「ホリヘッド・ハーピーズ」が本拠地を置く、アングルシー島の港町。

• 映画 ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 および PART2 に登場するビル・ウィーズリーとフラー・デラクールの家、貝殻の家のロケ地として、ウェールズのペンブルックシャーにあるフレッシュウォーター・ウェスト海岸が使用された。この場所は、物語の重要な場面であるドビーの墓のシーンが撮影されたことでも知られている。（映画設定）