殺しの呪い

  • 呪文の名称 (Incantation): アバダ・ケダブラ (Avada Kedavra)
  • 発音 (Pronunciation): ア-ヴァ-ダ・ケ-ダ-ヴラ (/əˌvɑːdə kəˈdɑːvrə/)
  • 杖の動き (Wand Movement): 特定の複雑な動きは知られていない。通常、対象に杖をまっすぐ向けるだけで発動される。(映画では、バーテミウス・クラウチ・ジュニアが稲妻のような軌跡で杖を振る描写がある(映画の設定))。
  • 光の色 (Light Color): 鮮烈な緑の閃光
  • 呪文の効果 (Effect): 対象を即死させる。この呪文は物理的な痕跡や損傷を一切残さず、犠牲者の体内から魂を引き剥がすことで死に至らしめる。
  • 呪文の分類 (Type): 許されざる呪文闇の魔術

「殺しの呪い」は、磔の呪い (クルーシオ)、服従の呪い (インペリオ)と並ぶ三つの許されざる呪文の一つである。1717年に魔法省によって分類され、人間に対してこの呪文を使用した場合、アズカバンでの終身刑が科される。 この呪文は、主にヴォルデモート卿とその信奉者である死喰い人 (デスイーター) によって使用された。物語における主な使用例は以下の通りである。