「死の秘宝」は、魔法界の古い物語『吟遊詩人ビードルの物語』に登場する三つの伝説的な魔法道具の総称である。それぞれの秘宝は独自の外観と特性を持つ。
三つの秘宝は、それぞれが「死」を克服するというテーマに関連した強力な魔法を持つ。
三つの秘宝をすべて手にした者は「死を制する者 (Master of Death)」になると言われている。これは不死身になるという意味ではなく、死が避けられないものであることを理解し、恐れずに受け入れる賢者を指す、とアルバス・ダンブルドアは解釈した。
「死の秘宝」の起源は、『吟遊詩人ビードルの物語』に収められた「三人兄弟の物語」で語られている。
「死の秘宝」は、シリーズ第7巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』の物語の中核をなす。