聖マンゴ魔法傷病病院 (St Mungo's Hospital for Magical Maladies and Injuries) は、イギリスの魔法界における主要な医療機関である。1600年代に著名なヒーラーであったマンゴ・ボナムによって設立された。病院はロンドンの中心部に位置するが、マグルの目から隠すため、正面は「パージ&ダウズ商会」という名の、窓が汚れて打ち捨てられた赤レンガ造りの百貨店に偽装されている。 病院への入り口は独特で、ショーウィンドウに飾られたマネキンの一つに話しかける必要がある。そうするとマネキンが頷き、訪問者はショーウィンドウのガラスを通り抜けて中に入ることができる。内部は外観とは対照的に、清潔で活気があるが常に混雑している。受付には「ようこそ魔女」が座っており、患者を適切な部署へと案内する。病院のシンボルは、交差した杖と骨である。
聖マンゴ魔法傷病病院は、特に『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』で重要な舞台として登場する。
聖マンゴは専門分野ごとにフロアが分かれている。