スリザリン・クィディッチチーム

スリザリン・クィディッチチーム

スリザリン・クィディッチチームは、ホグワーツ魔法魔術学校の四つの寮の一つであるスリザリン寮を代表するクィディッチチームである。チームカラーは寮の色と同じく。彼らは勝利への強い執念と、目的のためには手段を選ばない狡猾なプレースタイルで知られている。特に、長年にわたるグリフィンドール・クィディッチチームとの激しいライバル関係は、ホグワーツの学内生活における主要な対立軸の一つとなっている。

ハリー・ポッターホグワーツに在学していた期間、スリザリンチームは何度もクィディッチ杯を巡ってグリフィンドールと激突した。

スリザリンチームのプレースタイルは、極めて攻撃的かつ物理的であることで知られる。彼らはルール違反すれすれの危険なプレイを厭わず、特にブラッジャーを使って相手チームの選手(特にスター選手)を意図的に狙う戦術を多用した。また、ドラコ・マルフォイのように、相手選手を言葉で挑発して冷静さを失わせる心理戦も得意とした。最新かつ最高の用具を揃えることを重視し、ニンバス2001のような高性能な箒で技術的な優位性を確保しようとする傾向があった。

  • ユニフォーム: を基調としたローブ。胸にはスリザリンの紋章であるが描かれている。
  • 用具: チームは高性能な箒を重視しており、特に2年目にはチーム全員がニンバス2001を使用していた。

キャプテン (Captain)

  • マーカス・フリント - チェイサー。ハリーの1年目から3年目までキャプテンを務めた。
  • モンタギュー - チェイサー。ハリーの5年目にキャプテンを務めた。
  • アーカート - ハリーの6年目にキャプテンを務めた。

シーカー (Seeker)

  • テレンス・ヒッグス - ハリーの1年目におけるシーカー。
  • ドラコ・マルフォイ - ハリーの2年目から6年目までシーカーを務めたが、6年目は欠場することもあった。
  • ハーパー - 6年目にマルフォイが欠場した際の代役。

チェイサー (Chaser)

ビーター (Beater)

キーパー (Keeper)

  • 映画版では、スリザリンチームの反則行為や粗暴さがより強調して描かれている。(映画設定)
  • Pottermoreによると、マーカス・フリントは一度卒業したが、N.E.W.T.の成績が悪かったため、もう一年ホグワーツに留まったとされている。これにより、彼がハリーの3年目にもキャプテンとして在籍していたことの説明がつく。(Pottermore)