キーパー (Keeper)

  • クィディッチにおける7つのポジションのうちの1つ。各チームに1名ずつ配置される。
  • 主な役割は、3つのゴールリングを守り、相手チームのチェイサークアッフルで得点するのを防ぐことである。
  • クアッフルがゴールを通過すると相手チームに10点が入るため、キーパーの働きは試合の勝敗に直接的な影響を与える。
  • キーパーは、自陣のゴール周辺に設けられた「スコアリング・エリア」と呼ばれる半円状の領域内で活動する。
  • このエリア内に限り、キーパーは手だけでなく、体のどの部分を使ってもクアッフルを止めることが許されている。(『クィディッチ今昔』)
  • スコアリング・エリアの外では、キーパーは4人目のチェイサーとして機能し、パス回しやシュートに参加することができる。
  • 相手の攻撃を防いでクアッフルを捕らえた場合、10秒以内に手放さなければならない。(『クィディッチ今昔』)
  • 他の選手と同様、ブラッジャーによる攻撃の対象となるため、高い集中力と優れた飛行技術が求められる。
  • 英語の “Keeper” は「番人」「守る人」を意味し、ゴールを守るという役割を直接的に表している。
  • 日本語版では、英語の発音をそのままカタカナにした「キーパー」が公式な訳語として採用されている。
  • (映画版): 映画では、キーパーのダイナミックでアクロバティックなセーブシーンが視覚的に強調されているが、『クィディッチ今昔』で説明されるような細かいルール(スコアリング・エリアの存在など)は省略される傾向にある。
  • (ゲーム版): 多くのハリー・ポッター関連のビデオゲームにおいて、クィディッチのパートでは、プレイヤーがキーパーとなってゴールを守るミニゲームが実装されていることが多い。